1年前初めて参加したタッチドローイングのワークで、私はひとり戸惑っていました。
タッチドローイングは、絵筆などを使わず手で描くのですが(でも手に絵の具はつかないのですよ)、みんなが描き始めている中、私は描けなかった。紙に手を置けないのです。
ここ(空気?身体のまわり?)にあるものを、どうやって、ここ(紙、二次元)に落とすの?!
うーんうーん
どうしても手が紙にのせられない。
私は手で、空中からくるくる竜巻みたいなものが降りる動きをしたり、相撲の立会いや、しこを踏むような格好をしたり(笑)、まったくもって不審な動き。
ファシリテーターの順子さんが察してくれたのかな?
ドン…ドン…ドン…。インディアンドラムをたたいてくれた。
そしたら、すーーーっ。
私は無事、着地した。
そこから、紙の上を滑る手から、わたしの世界が生まれ始めたのでした。
タッチドローイングは、何枚も何枚も描きます。
瞬間瞬間の自分を、出していくのです。
新しい紙になると、新しい楽しみ、視点が生まれてゆく。
それが、ほんとうに発見に満ちていて、興味深く、楽しかった!
そして、この写真の絵。
これが描けた時の喜びは忘れられない!
自分にガッチリ フィットした絵が描けた!!!
そう!これ!!って感じ。
生まれて初めて、自分の描いた絵で大満足した!
まだ描く時間はあまっていたけれど、私はもう終わりだった。
嬉しくて嬉しくてたまらなかった。
同時に「私はアーティストだ」と悟ったのです。
この衝動!この熱量!
それは、この絵が素晴らしいとか、私が絵がうまいとかではまったくなく、
そしてまた、アーティストの他にヒーラーとかティーチャーとかあるのか知らないけれど、
はたまた皆がアーティストなのかもしれないけれど、
そんなことは関係なく、ただ
私はアーティストだ、もう魂がそうなのだ、ってことがはっきりわかった。
そんな瞬間でした。
この絵は、まだ私の机の前に飾ってある。
1年たって、今また 違うステージを感じさせてくれています。

*今年のタッチドローイングin北海道は、いよいよ2週間後です!!!
まだお席があります。
ぜひ、自分を見つけに来てください!
私も未知なるところへまだまだ行くよー!\(^o^)/
ーー終了しましたーー
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