イベント

麗しの豊平館にて華衣会

昨年私の衣装を 着物リメイクで創ってくださった 村咲紫音(熊谷 敬子)さん主催の、衣・show・コンサート【華衣会 はなごろもカイエ〜非色の饗宴】が、先日 豊平館でありました。

私は、ゲストとして、プログラムの一番最後に出させていただきました。

真琴を弾きながらステージに上がり、自分のことを
「(修練されている他の皆さんと違うので)異色だと思います」と。
見るからにそう感じたのか、「うんうん」と大きく頷いている方がいて、おかしかった。

「即興で、今この瞬間、自分の内側がしたいままに 身体のままに 弾いています。次にどうするのか、今はわからないのです」と。

そして、ふと、真琴を置き、ゆっくりと天井の右角を向いて、手の動きを交えながら お辞儀をしました。
『あぁ、今、この場所から、ご挨拶するんだ……』
(前々日に来た時もこの日も 心では挨拶したつもりだったから)
その後、前方の左角に、後方の角 二カ所にも、手を動かしつつ深くお辞儀をした。

向き直ると、真正面の壁に大きな絵、そこに 照明が反射して 緑の光の玉が見えた。
そちらにお辞儀をした。
お客さんへお辞儀をしながら、「どうぞよろしくお願いいたします」と小さな声が出、同時に、本当に心からそう思っているのを自覚した。

真琴は 生音で奏でることになった。
(私が移動したりしたせいか ワイヤレスマイクがハウリングを起こしたので)
正直、嬉しかった!

そして、感動した。
会場の 全身で耳を澄ましたような静けさに。

微細な音が 微細なまま 響いてゆく。
音として、実際どこまで聞こえていたかはわからないけど、
生まれた音が 生まれたまま
聞こえなくなった先まで、
澄み渡ってゆく。。。。

幸せだった。
私が私のまま、私の自然なかたちで、自分を分かち合えて。
ご自身の音楽、世界を極めようと 日々修練されている方々と 一緒に。
札幌の歴史を湛えた 麗しの豊平館で♡

最後に。。。
衣装創作はじめ この会を立ち上げ 仕切り切った 村咲紫音=敬子ねぇ💖
本当にありがとうございました。
and お誕生日、おめでとうね〜㊗️😊🎊

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