関西への旅では、 新神戸に滞在した。
自分が神戸とご縁があるのはわかっているけど、ホテルの窓から見える お山と神戸の街並みが好きすぎて、カーテンを閉めたくないくらいだった。
その、ホテルのすぐそばのお山には、布引の滝なるものがあり、調べてみると、那智の滝、華厳の滝とともに 日本三大神滝と言われているとのこと。
旅の最終日(今日)は、ここと決めた。
滝に向かう散策路に入ってすぐ、自分が新しい感覚なのに気づいた。
とても気持ちがよくて、ゆっくり ゆっくり 静かに 歩く。
歩いている というより、全身で呼吸している?
それも 安心して寝ている子どもの寝息のよう。
目的地に向かっている感覚ではない。
かと言って、ぷらぷらとか ふわふわとか 散策 でもない。
布引の滝(雌滝、鼓滝、雄滝、夫婦滝 の総称)を、巡るのはわかっている。
けれど、それが「目的」や「目指すところ」ではない。
ひとつひとつを味わうとか、プロセスが大事とか、それとも全く違う。
なんだろう?!笑
一番近いのは、まろんとした水を味わっている感覚。
あの、水の温度は確かに感じているのに、限りなく軽くて透明で、境界線がない感じ。
アタマではまだ理解できないけど、生きることがこうなのだな…と思う。
これから 実感したり腑に落ちてゆくんだろうな。
(↑ 布引の滝の雌滝)
(↑ 川面。この写真を見ると、指が内側から動きたがる。)
滝を巡った後、人がほとんど立ち寄らない場所に着いた。
布引の神 「白々(シララ)龍神」 と あった。
とても居心地がよくて、身体が動くまま そこにいた。
写真を撮ってもいいですかと尋ねたら、光が入ったので、OKと受け取る。
ふと 思い立ち、そこで緑のガラスのブローチを撮って遊ぶ。(今朝ホテルのショップで買ったもの)
帰りに、また滝を通り、ブローチが 滝壺の緑と呼応しているように思った。
散策路が終わったあたりで、陽の光がとても綺麗なので撮ると、白い蛇のようなものが写っていた。
それは、民家の塀の ヒビの修復の跡だった。
けれど、私には 白々龍神さま だった!!!
後から写真を見たら、塀の落書きが入っていて
【A♡】と。
(笑)
Me,too!!!\(^o^)/💞
関西に降り立つ時の空。。。
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